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BMW 320i F30 ブレーキパッド&ディスクローター交換フロント編

BMW 320i F30

こんにちは!のーちです。

先日ブレーキパッドとディスクローターをDIYで交換しました。

そのときの作業内容を記事にしましたので、ご自身でブレーキパッド交換をしたい方の参考になればと思います。

*ブレーキは保安部品ですので、交換は自己責任でお願いします。

この記事を読むと分かること
  • ブレーキパッド交換方法
  • ディスクローター交換方法
  • ブレーキパッド/ディスクローターの交換目安

ブレーキパッドとは

ブレーキパッドは車を減速させるための部品です。

BMW F30 ブレーキパッドの写真
エメラルドグリーンに見えているのがブレーキパッド

車は、ブレーキパッドがディスクローターに押し付けられることで、制動力を得ています。

ブレーキパッドはブレーキを踏むたびに、高速で回転するディスクローターに強く押し付けられるため、使用してく間に摩耗していきます。

そのため定期的な交換が必要です。

ディスクローターとは

ディスクローターはハブとホイールの間にある部品で、ブレーキパッドが押し付けられる部分です。

BMW F30 のディスクローターの写真
ホイールの内側にある銀色の部品がディスクローター

回転するディスクローターをブレーキパッドで挟み込むことで制動力を得ています。

パッド同様摩耗していくため、定期的な交換が必要です。

F30のブレーキパッド交換に必要なもの

まずはブレーキパッド交換に必要なものを紹介します。ほとんどは他の整備でも使うものです。

クーラント交換に必要なもの
  1. ジャッキ
  2. カースロープ
  3. ジャッキスタンド
  4. 輪止め
  5. トルクレンチ
  6. エクステンション
  7. レンチ
  8. 六角レンチ
  9. ホイールセッティングボルト
  10. ピストン戻し
  11. 紙やすり
  12. S字フック
  13. 工具セット

ジャッキ

ブレーキパッド交換はホイールを外す必要があるため、ジャッキアップが必須です。
私が乗っているMsportはスポイラーと地面のクリアランスが少ないため、ローダウン用のジャッキが必要です。

カースロープ

Msportではローダウン用のジャッキでもそのままでは入らないので、クリアランスを確保するためカースロープも必要です。

ちなみにカースロープもローダウン用を購入するようにしましょう。

ジャッキスタンド

ジャッキアップした車体を載せるために使用します。

ジャッキだけで作業をするのは非常に危険ですので、絶対にジャッキスタンドを使用しましょう。

輪止め

車両が予期せず動き出さないように輪止めも使用しましょう。

とくに前後でジャッキアップすると、タイヤの回転方向に車が傾くので、忘れないようにしましょう。

トルクレンチ

ホイールを取り付ける際にトルクレンチが必要です。

F30では140N・mでホイールボルトを締結しますので、余裕も持って200N・m程度までトルクをかけられるトルクレンチを用意しましょう。*トルク設定は自己責任でお願いします。

また、ホイールの締結は安全機能に直結しますので、トルクレンチは信頼できるメーカーの物を使用しましょう。

エクステンション

ホイールボルトは少しオフセットしていますので、締結するときにはエクステンションが必要です。

もしくはロングソケットでも大丈夫です。

十字レンチ

十字レンチやTレンチなど、ホイールを外せる工具が必要です。
エーモンのイージーパワーレンチは場所も取らないですし、作業性がいいのでおすすめです。

もしもの時のために車内に置いておくのもいいと思います。

六角レンチ

六角穴付きボルトがいくつかありますので、六角レンチも必要です。

複数サイズあるセット品があると安心です。

ホイールセッティングボルト

BMWに限らず欧州車のタイヤホイールは、ハブ側がめねじになっていて、ボルトで締結する構造になっていますので、ホイールボルトを外すとホイールが落下してしまいます。

ホイールセッティングボルトがあれば、ホイールの落下を防げますし、取り付け時も作業が楽になります。

ピストン戻し

ブレーキパッドを取り外した後、ピストンを戻すのに使います。

パッドの摩耗と一緒にピストンはどんどん押し出されていきますので、新品のパッドを付ける前にピストンを戻す必要があります。

紙やすり

ディスクローターについている防錆加工を落とすのに使います。

防錆加工が付いたままだと制動力に影響がでるので、ディスクローターの表面を紙やすりで磨いて少し削ります。2000番くらいの番手がいいと思います。

S字フック

ブレーキキャリパーを外したあと、ホースの破損を防ぐために使います。

キャリパーをそのまま降ろそうとすると、油圧ホースやセンサーのケーブルなどが破損するので、それらに負荷をかけないように、キャリパーをぶら下げておきます。

工具セット

本格的な工具セットは一つ持っておくと安心です。マイナスドライバーやラチェットなど、あったほうがいい道具もひとしきり揃います。

特にソケット類はサイズが手元にないと面倒なことになりますので、セットで持っておきたいですね。

また余計なトラブルを避けるためにも工具は信頼できるブランドの物を選ぶようにしましょう。

ブレーキパッド/ディスクローター交換手順

いよいよパッドとローターの交換作業です。

順を追って説明していきます。

ブレーキパッド/ディスクローター交換手順
  1. ジャッキアップ
  2. ホイールの取り外し
  3. キャリパーの取り外し
  4. パッド交換
  5. ディスクローター取り外し
  6. ディスクローター交換
  7. キャリパー取り付け
  8. ホイール取り付け
  9. コンピューターリセット

ジャッキアップ

まずはジャッキアップからです。

スロープに前輪を載せて、ジャッキが入るスペースを作ります。

後輪に輪止めをして、ジャッキを車両の前方から入れます。

ジャッキアップポイントはアンダーカバー中央部の丸く凹んでいるところです。オイル交換の窓の近くにあります。(写真撮るの忘れました。すみません。)

ジャッキアップした後は、左右のジャッキアップポイントにジャッキスタンドをかけます。

そのままジャッキスタンドに乗せると、サイドフレームのパーツが破損しますので、このような商品を使うと安心です。

スタンドに車体が乗っていることを確認しながらゆっくりジャッキをリリースしていきます。

廃タイヤを持っている人は、車体の下に入れておきましょう。

ジャッキは最後まで降ろさずにジャッキアップポイントの下で仮置きしておきます。

あまり意味はないと思いますが、車体を上げる作業は危険を伴いますので、安全対策は念入りにしておきましょう。

ホイールの取り外し

十字レンチを使ってホイールボルトを外していきます。F30は5穴ですね。

全てのボルトを外す前にサポートボルトを取り付けます。

ボルトを全て外し、ホイールを外したあとでサポートボルトも取り外します。

キャリパーの取り外し

キャリパーを取り外す際は最初にスプリング取り外します。

スプリングはBMWと印刷された銀色の部品のことです。

BMW F30 キャリパーの写真
銀色のBMWと印刷された部品がスプリング

スプリングが外せたらキャリパーの後ろ側にあるカバーを外して、キャリパーを固定している2本のボルトを取ります。ソケットサイズは8㎜です。

ボルトを外すとキャリパーが取り外せますが、ローターを挟み込んでいるためそのままでは外せません。

マイナスドライバーなどでこじるなどして間隔を少し広げ、キャリパーを取り外しましょう。

このとき、ブレーキフルードが溢れないように注意してください。液量が多い場合は事前に抜いておきましょう。

また、左フロント側はパッドセンサーが付いてますので、壊さないように慎重に取り外しましょう。

BMW F30 パッドセンサー
左フロントのパッドセンサー 壊れやすいので取り外すときは注意してください。

パッドの隙間を広げるキャリパーにはブレーキホースが繋がっていますので、サスペンションなどにぶら下げてホースが破損しないようにしましょう。

パッド交換

キャリパーを外すとブレーキパッドが取り外せるようになります。

ブレーキパッドはキャリパーで挟み込まれているだけですので、簡単に取外せます。

今回はプロジェクトμのHC-CSに交換。この色がかっこいいですよね。性能も申し分ないです。

取り付けも簡単で、キャリパーに合わせてセットするだけです。

ディスクローター取り外し

続いてはディスクローターの取り外しです。ディスクローターは六角穴付きボルト1本を外せば取り外せます。

BMW F30 ディスクローターの写真

これだけで大丈夫?と思うかもしれませんが、実際はホイールを取り付けたときにハブ側に押し付けられる形で固定されています。

ディスクローター交換

古い部品が全て取り外せたので、ディスクローターから新品に交換します。

今回は足回りのドレスアップも兼ねてDIXELのSDに交換しました。

スリット入りになると一気にスポーティーさが増しますね。

新品のディスクローターは防錆加工がされています。

この処理が制動に影響を及ぼすことがありますので、取り付け前にペーパーをかけて防錆処理を削っておきましょう。

取り付けは外した時と同じように六角穴付きボルトを一か所締め付けて交換完了です。

このボルト、本当は新品に交換なのでしょうが、購入していなかったので再利用しています。

キャリパー取り付け

ブレーキパッドが新品になると、今までのキャリパー間隔ではディスクローターを挟みこめません。

なので、ピストン戻しを使ってキャリパーの間隔を広げます。このとき、ブレーキオイルが溢れないように注意しましょう。

キャリパー裏側のボルトを戻して完了です。

助手席側はパッドセンサーも元に戻しましょう。

ホイール取り付け

ホイールセッティングボルトを取り付けて、ホイールを取り付けます。

1カ所ホイールボルトを取り付けたらセッティングボルトを取り外しましょう。

5本全てのボルトを取り付けたら一旦終了。

車をジャッキスタンドから降ろして、トルクレンチを使い規定トルクで締め付けます。

F30では140N・mが規定トルクのようですが、モデルや製造時期により異なることもありますので、参考にされる方は自己責任でお願いします。

コンピューターリセット

最後にコンピューターリセットをして終了です。

①イグニッションオンの状態でトリップボタンを長押しする。

②メンテナンス項目の画面に切り替わるので、トリップボタンを押していき、フロントブレーキパッド交換の項目を選択します。

③トリップボタンを長押しすると、「リセットしますか?」と聞かれるので再びトリップボタンを長押しする。

④リセットがスタートし、リセット完了の表示が出たら終了です。

まとめ

ブレーキパッド交換、ディスクローター交換もちゃんとした道具があればDIYでも難しくない作業でした。

ディスクローターをスリット入りにしたことと、パッドをProject μにしたことで足元がオシャレになり仕上がりも満足です。

ただ構造が分かっていないと取り外しに苦労します。あと大概ネジ類が固着しているのでパワーも必要です。

ちなみに今回作業した日が気温30度越えで、フロントのみでギブアップしました・・・。

リアは涼しくなったら交換しようと思います。

最期にブレーキ周りは保安部品ですので、参考にされる方は自己責任でお願いします。

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