こんにちは!のーちです。
この記事ではRENNLINEのスマートフォンホルダー「Exactfit Magnetic Phone Mount」を紹介します。
RENNLINEのスマートフォンホルダーのおすすめポイントや、取り付け方についても詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
- BMWにおすすめのスマートフォンホルダー
- RENNLINEのスマートフォンホルダーの取り付け方
- Exactfit Magnetic Phone Mountの良いところ/悪いところ
BMW F30に車載スマートフォンホルダーを取り付けたい
BMWには収納スペースが少ない
収納が少ないことで有名なBMW。もちろん私のF30にもスマホを置けるちょうどいいスペースがありません。
日本の自動車メーカーと違い、欧州の自動車メーカーは収納力に重きを置いて内装設計をしていないからでしょう。その中でもBMWは良く言えばシンプル、悪く言えば素っ気ない内装で有名です。
そのため、運転中にスマホで音楽をかけたり、地図アプリを使ったりする機会があると、スマホ置き場にとても困ります。
この問題を解決するために、以前からスマートフォンホルダーを取り付けたいと思っていました。
理想のスマートフォンホルダー
私が理想とするスマートフォンホルダーの条件を書き出してみました。
- 吸盤や送風口に取り付けるタイプではない
- OEMライク(純正のよう)な見た目
- Magsafe対応
- ワイヤレス充電かつ急速充電に対応
まず初めに吸盤でダッシュボードに取り付けるタイプや送風口に取り付けるタイプは、いかにも後付け感がありダサいので使いたくありません。
シンプルなデザインで、既存の内装に取り付けてOEMライクな見た目になるものがベストです。
また、スマホの着脱は片手でしたいので、保持方法はマグネット式がいいと思いました。
さらに、充電ケーブルを挿さなくても充電できるようにワイヤレス充電と急速充電に対応しているモデルが私の理想でした。
これらの条件を全て満たしたスマートフォンホルダーがRENNLINEの「Exactfit Magnetic Phone Mount」でした。
BMWにおすすめのスマートフォンホルダー「RENNLINE Exactfit Magnetic Phone Mount」
BMWでOMEライクなスマートフォンホルダーを探している方におすすめなのが、RENNLINEのExactfit Magnetic Phone Mountです。
RENNLINEとは
RENNLINEはポルシェのアフターパーツデザイナーのポール ジャック氏によって設立されたメーカーで、ポルシェの他アウディやBMWのアクセサリを製造・販売しています。
Exactfit Magnetic Phone Mount
今回紹介するExactfit Magnetic Phone MountはOEMライクなスッキリとした見た目になっています。
金額は単品で65ドル、後述するワイヤレス充電器とセット購入で135ドルです。
RENNLINEのサイトから直接購入することができます。
このスマートフォンホルダーは車種専用設計のため、他のスマートフォンホルダーにありがちなスイッチ類の妨げや視界の邪魔になるといったトラブルの心配がありません。
また取り付けには既存のオーディオ締結ボルトを使用するため、後付け感がなく内装の雰囲気を崩さずに使用できます。
F30以外のBMWやMINIはもちろん、ポルシェやアウディのラインナップもあります。
MagSafeに対応
スマホの保持方法はマグネット式になっていて、Magsafeに対応しています。
また付属のマグネットリングをケースに取り付けることで、Magsafe非対応のスマホでも取り付けることができます。
さらに別売りのWireless Induction Chargerを取り付ければ、ワイヤレス充電器として使用することが可能です。
ワイヤレス充電器を単体で購入すると95ドルですが、オプションでスマートフォンホルダーとセット購入すると20ドル割引されるためセット購入をおすすめします。
RENNLINE Phone Mountの取り付け方
ここからは取り付け手順を詳しく説明します。
RENNLINEでは公式の取り付け動画も用意されていますので、こちらも参考にしてみてください。
トリムを外す
最初にディスプレイ下のトリムを外します。
助手席側に伸びているトリムなので、助手席に座って作業した方がやりやすいです。
段差に指を引っかけて手前に引けば外れますが、結構力がいるので爪折れなどを気にされる方は内張り剥がしを使うのがおすすめです。
トリムを外すとベンチレーションの間にハザード用の配線がありますので、コネクタ部を抜いて取り外します。
「コネクタを抜く」と書いたのですが、このコネクタが意外と曲者で、取り付けるときに苦戦したので、コネクタは外さずに、トリムごとインパネの上に置いて、マスキングテープなどで仮保持しておくことをお勧めします。
次にオーディオ下側のトリムも取り外します。
ドリンクホルダーと灰皿の間接照明がついているトリムです。
このトリムも手前に引けば外れますが、無理に引っ張ると爪が折れる可能性があるので、内張り剥がしの使用がおすすめです。
間接照明の配線がありますが、取り外さなくても作業できます。
トルクスレンチT20でユニットを外す
トリムを外すと、オーディオやエアコンの操作スイッチがあるユニットの上下に、トルクスネジが4カ所ありますので、これを外します。サイズはT20です。
輸入車のDIYにトルクスレンチは必須ですので、お持ちでない方は準備しておきましょう。
様々なネジサイズに対応できるセットになっているものがおすすめです。
RENNLINEのスマートフォンホルダーを挟む
外したユニットにRENNLINEのスマートフォンホルダーのブラケットを挟みます。
ブラケットとホルダー部分は事前に組み付けておきましょう。
そのまま重ねてみたところ、合いが悪くかなりガタがあったのでブラケットを手でくいっと曲げてみました。
想像以上に柔らかく少し不安になりましたが、最初より合いが良くなったのでこのまま取り付けました。
今思うとそのまま締結しても、自然とユニットの形状に沿うようになっていたのかもしれません。
ユニットのトルクスネジを締める
ブラケットを挟んだら、そのままトルクスネジを締結してユニットを元に戻します。
今回私は、ワイヤレス充電器付きのマウントを購入しましたので、USBケーブルもトリムの隙間に配線します。
写真では分かりにくいですが、ダクトの脇からエアコンフィルターに向かってケーブルを通しました。
トリムを元に戻す
最後にディスプレイ下のトリムと、ユニット下のトリムを元に戻します。
ディスプレイ下のトリムにはハザードとドアロックスイッチのコネクタをつないで元に戻します。
このコネクタが短い&スペースが狭いため取り付けるのに苦労しました。
配線の長さが短いため、そのままではダッシュボード上に置いておけませんが、マスキングテープなどがあれば保持できますので、コネクタを外さないで作業するのがおすすめです。
トリムは爪の位置を強く押し込めばはめられます。助手席側からはめた方が作業しやすかったです。
USBケーブルを接続する
最後にUSBケーブルを差し込んで充電できるか確認しました。
しっかり充電されていますね。
今回はUSBの配線も隠したかったので、電源もヒューズから取り出して使用しています。
F30の電源取り出し方法は別記事にて紹介していますので、こちらを参考にしてみてください。
実際に使用した感想
実際に使用してみた感想を、良いところと悪いところにまとめました。
良いところ
取り付けが簡単
RENNLINEのスマートフォンホルダーは車種専用設計なので、ポン付けで取り付けができます。
取り付け難易度が低く、工具も1つあればいいため、DIY初心者の方でもハードルが低いです。
強い力でくっつく
マウントのマグネットは強力で、車の振動でスマートフォンがズレたり外れたりすることはありませんでした。
ホールド力が高いスマートフォンホルダーを探している方におすすめです。
見た目がかっこいい
RENNLINEのスマートフォンホルダーは車種専用設計のため、後付け感が無く、見た目がスマートでかっこいいです。
OEMライクなスマートフォンホルダーを探している方は、かなり満足できると思います。
高級感がある
ボールジョイントが金属でできているため、操作にリジッド感があります。
また見た目もマットな質感で高級感があり、内装の雰囲気を崩しません。
急速充電もバッチリ
ワイヤレス充電器モデルでは急速充電にも対応しています。
2Aの出力ポートを確保する必要がありますが、車内で急速充電ができるのはかなりポイントが高いです。
悪いところ
取り付けが面倒
良いところに書いた内容と矛盾しますが、よくある吸盤タイプなどと比べると取り付けが面倒だと思います。
またトリムを外す必要があるため、DIYに自信がない方には難しいかもしれません。
合いが微妙
RENNLINEのスマートフォンホルダーは車種専用設計ですが、ブラケットと取り付け部の合いが少し悪かったです。
取り付け自体に問題はないのですが、ビタッと合っているとより満足度が高かったかなと思います。
ブラケットが柔らかい
ブラケットを取り付け部に沿わせる際に手で曲げたのですが、かなり柔らかい材料でした。
おかげで曲げは簡単だったのですが、剛性に若干の不安が残りました。
金額が高い
私は充電器とセット購入したため135ドルでしたが、クレジットカードの円換算支払額は24,325円でした。
更に輸入関税で4,000円の支払いが必要だったためトータル28,325円かかりました。
スマートフォンホルダーとしてはかなり高いと思います。
配送に時間がかかる
海外からの配送のため、商品到着まで2週間程度かかります。
今すぐスマートフォンホルダーが欲しい方にはデメリットでしょう。
まとめ
今回はRENNLINEのスマートフォンホルダーを紹介しました。
結論として、BMW 320i F30にRENNLINEのスマートフォンホルダーはかなりおすすめです。
DIYができる方なら取り付けの難易度が低い上に、見た目がかなりスマートで内装の雰囲気を崩すことがありません。
マグネットの保持力が強く、振動でズレたり外れたりすることもありませんし、ボールジョイントのおかげで角度も自由自在に設定できます。
充電器付きのモデルであれば急速充電もできて、地図アプリや音楽アプリを使用しながら充電も出来ちゃいます。
F30でスマートフォンホルダーを探している方は是非トライしてみてください!