こんにちは!のーちです。
先日、クリンスイのポット型浄水器「CP407」を購入したので、今回はそのレビューをしていきます。
実際に使用してレビューしていますので、購入の参考にしてみてください。
- おすすめのポット型浄水器が分かる。
- ポット型浄水器を選ぶ際に気を付けたいポイントが分かる。
- ポット型浄水器のメリット・デメリットが分かる。
クリンスイのポット型浄水器「CP407」を購入してみた
先日クリンスイのポット型浄水器「CP407」を購入しました。

購入のきっかけは、毎日プロテインを飲むのに使っていたミネラルウォーターのコストが気になったからです。
また最近は、PFASなどによる水源汚染が全国で発生しており、水道水の品質も気になっていました。
浄水器には水道に取り付けるタイプとポット型がありますが、私の家の水道は浄水器をワンタッチで取り付けできるタイプではなかったため、お手軽に使用できるポット型浄水器を選んでみました。
ポット型浄水器は、色々なメーカーから様々なタイプが販売されていますが、浄水性能の評価と、本体・カートリッジのコスパでクリンスイを選びました。
実際に使用してレビューしましたので、購入の参考にしてみてください。
ポット型浄水器を選ぶポイント
水道水を注ぐだけで浄水できて、手軽に使えることが魅力のポット型浄水器ですが、ろ過性能や、カートリッジのランニングコスト、一度に浄水できる容量などが製品によって異なります。
下記にポット型浄水器を購入する際に気を付けたいポイントをまとめました。
買った後で後悔しないように、しっかり確認しておきましょう。
ろ過性能
最近PFASによる水道水の汚染がニュースで取り上げられるようになりました。
クリンスイのカートリッジCPC5WはPFASの一種であるPFOSおよびPFOAの除去ができます。
製造元の三菱ケミカルが正式にプレスリリースで試験結果を発表していますので、安心できますね。
また「JIS S 3201 家庭用浄水器試験方法」で定められた除去対象17物質 と、「浄水器協会」で定められた除去対象3物質を除去することができます。
購入を検討している浄水器のろ過性能は、必ず確認するようにしましょう!
容量
ポット型浄水器の本体容量は、全容量とろ過水容量の2つがあります。
全容量とは、本体全体の体積のことです。
ろ過水容量とは、ろ過して溜めて置ける容量のことです。
私が購入したクリンスイ「CP407」は全容量が3リットル、ろ過水容量1.9リットルなので、一度にろ過水として溜めておける容量は1.9リットルまでということになります。
全容量ではなく、ろ過水容量が使用目的に合っているか確認しておきましょう。
カートリッジの寿命
カートリッジは消耗品なので、定期的な交換が必要になります。
ろ過できる水の量と使用期間で交換目安が決められていることがほとんどです。
交換目安を超えたカートリッジは、十分なろ過性能を発揮できない可能量がありますので、必ず交換するようにしましょう。
私が購入したクリンスイ「CP407」にはデフォルトでCPC5Wというカートリッジが付属していますが、このカートリッジの交換目安は1日2L使用した場合3か月です。
カートリッジが安くても、交換目安が短いもしくは浄水可能量が少ないと、結果としてランニングコストが高くなってしまうので気を付けましょう。
カートリッジの金額
カートリッジは交換が必要なので、その金額はランニングコストに直結します。
有名どころのクリンスイ、ブリタ、無印良品の3ブランドで、カートリッジ1個当たりの金額がいくらかAmazonで調べてみました。
ブランド名 | カートリッジ1個当たりの金額 |
クリンスイ | 1,183円 |
ブリタ | 1,072.5円 |
無印良品 | 1,492円 |
クリンスイはカートリッジ3個入りで3,549円でしたので、1つ1,183円となります。ブリタはカートリッジ4つ入りで4,290円でしたので、1つ1,072.5円です。無印良品はカートリッジ1つ1,492円で販売されていました。



一つ当たりの金額差は小さいかもしれませんが、積み重なると結構大きな金額になりますので、購入前にしっかり検討しましょう。
カートリッジが購入できる場所
カートリッジは量販店やオンラインショップの他、Amazonや楽天でも購入できる場合がほとんどです。
カートリッジを買いたいときに買えることも大事なポイントだと思います。
普段利用するお店でカートリッジが購入できるかや、ネットで常に売り切れになっていないかなどを購入前に確認しておくと間違いないでしょう。
Amazonや楽天で購入できる場合は、セールやポイントアップ時にまとめて購入すると、ランニングコストを更にお得にできますね。
クリンスイのポット型浄水器「CP407」を実際に使用した感想
ここからは、クリンスイのポット型浄水器「CP407」を実際に使用した感想をまとめていきます。
購入を検討されている方は是非参考にしてください。

1回でどれくらい浄水できるか
全容量は3リットルですが、リザーバータンクに1回で入れられる水の量は約500ミリリットルです。
ろ過水容量が1.9リットルなので、満タンまで浄水を溜めるには約4回、リザーバータンクに水を給水する必要があります。
浄水を何L保存しておけるか
クリンスイ「CP407」に溜めておける浄水の量は1.9リットルです。
ポット型浄水器でよく勘違いされがちなのが、本体容量と浄水容量の違いです。
CP407も本体容量は3リットルなのですが、3リットル分浄水を溜めておけるわけではなく、リーザーバータンク部分の体積も含めて3リットルという表記になっているのです。
なので、本体容量3リットルから、リザーバータンク分を引いた1.9リットルが浄水を保存しておける容量となります。
私はプロテインを飲む際に250ミリリットルを毎日朝晩2回つかうのと、お米を炊く際に使用したいので、1.9リットル保存しておけるこちらを選びました。
実際1.9リットル満タンにしておけば、お米を炊くときに使ってもまだ1リットル弱くらいあまるので、十分なサイズ感です。
サイズ感がどれくらい?冷蔵庫にいれるとどんな感じ?
容量がおおきくなると、当然冷蔵庫のスペースにも影響してきます。
ポット型浄水器は横向きで置けないかつ、高さがそこそこありますので、冷蔵庫のドアポケットにしまうことがほとんどだと思います。
私の1人暮らし用140リットルの冷蔵庫でドアポケットにいれるとこんな感じでした。

かなりスペースは取ってしまいますが、2Lのジャーを隣に入れられるスペースがあるため、常用するのに問題ないサイズだと思います。
どんな成分をろ過できるか
CP407に付属しているカートリッジCPC5Wでは、「JIS S 3201 家庭用浄水器試験方法」で定められた除去対象17物質 と、「浄水器協会」で定められた除去対象3物質を除去することができます。
「JIS S 3201 家庭用浄水器試験方法」で定められている17物質とは次の17種類で、味を損なうものや、発がん性があるとされている物質が対象になっています。
- 遊離残留塩素
- 濁り
- クロロホルム
- ブロモジクロロメタン
- ジブロモクロロメタン
- ブロモホルム
- テトラクロロエチレン
- トリクロロエチレン
- 総トリハロメタン
- CAT(農薬)
- 2-MIB(カビ臭)
- 溶解性鉛
- 1,2-DCE
- ベンゼン
- 陰イオン界面活性剤
- フェノール類
- ジェオスミン
「浄水器協会」で定められた除去対象3物質は次の3種類で、こちらも味を損なったり、有害性が指摘されている物質です。
- PFOS及びPFOA
- 鉄(微粒子状)
- アルミニウム(中性)
ろ過した水の味
実際にクリンスイでろ過した水を飲んでみました。
感想は・・・おいしくなっていました!
プラシーボ効果かもしれませんが、水道水特有のカルキ臭は消えていますし、口当たりも柔らかくなった気がします。
私が舌バカなので、正直ここまで違いが分かるとは思いませんでした。
お酒を割るときに使ってみると、いつもより味がクリアで美味しいので、確実に浄水効果が出ていると思います!お酒が進んでしまいますね。困った・・・。
最初に使うときは下準備が必要
クリンスイのポット型浄水器を使い始める際には、下準備がいくつか必要です。説明書にも書かれている内容ですが、1つずつ紹介していきます。
1.カートリッジを水につける
1つめの手順はカートリッジを水につける作業です。
ポットの2/3まで水を入れた状態で、リザーバータンクにカートリッジを取り付けて、20分放置します。

20分経ったら水を捨てます。
2.リザーバータンクに水を入れてろ過する
次にリザーバータンクに水位線まで水を入れて、ろ過します。
新品時はろ過に時間がかかるとのことで、説明書には7分~10分程度かかると記載されていましたが、実際に測ってみたところ、6分弱で終了しました。カートリッジや水の温度によって結構誤差がありそうです。
ろ過が終わったら、水を捨てます。
3. 2の作業を2回繰り返す
ろ過して水を捨てる作業をあと2回繰り返します。
ここまでで下準備は終了です。
この後は普通にろ過して使用開始できます。
使用できるようになるまで、1時間弱かかっているので初めて使用するときは少し手間に感じますね。
使い勝手
実際にしばらく使用してみた感想ですが、1人暮らしの冷蔵庫にはちょっと大きかったかなと思います。
ただ、浄水量はちょうどいいと感じています。飲用以外に料理に使うことも出来ますし、お酒を割るときなど、使う量がまちまちのときでも容量不足にならないので安心です。
使ってみて分かったのですが、冷蔵庫から取り出す際に、取手がないので本体部分をつかむことになります。両手でくぼみ部分を持てば問題ないのですが、横着して片手で上部の蓋部を掴んで持ち上げようとすると、蓋が外れるので危険です。
横着しなければいいのですが、ドアポケットに入れて使用する前提の形状だと思うので、蓋の取り付けがもう少ししっかりしててもいいのになと感じました。
そんな蓋部分ですが、水を追加しやすいのがありがたいです。蓋を取り外さなくても、丸穴部分をパカっと開けば水の補充ができます。
それから浄水速度が速いのが嬉しいですね。私の場合、リザーバータンク満タンに入れても10分かからず浄水完了しています。
料理などで追加で水を使いたいときに浄水速度が速いのはありがたいです。
まとめ
クリンスイのポット型浄水器を購入したおかげで、ペットボトルの水を購入しなくてもプロテインを美味しく飲めるようになりました。
ペットボトルの水より断然コスパがいいですし、冷蔵庫で冷やして保存しているので、いつでも冷たくておいしい水が飲めるのが嬉しいです。
最近は水道水の品質もきになりますので、浄水器を買おうと思っている方は、クリンスイのポット型浄水器がおすすめです!
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